女性のイライラや肌荒れなどはPMSが原因かも

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PMSの原因はこれと言ってハッキリとしたものがあるわけではありませんが、女性ホルモンの働きが大きく影響しているのではないかと言われています。女性ホルモンは2種類存在しています。1つ目はエストロゲンです。これは卵胞ホルモンのことを指します。女性の体つきをより女性らしいものにするためのホルモンです。この卵胞ホルモンには単に体つきを女性らしくするためだけではなく、自立神経を整える働きやその他の内臓器官に非常に大きな影響を及ぼしています。2つ目はプロゲステロンです。これは黄体ホルモンのことを指します。女性がより妊娠しやすい体にするため、受精卵を着床させやすくする役割を持っています。特に女性の体調不良に関わるのは、プロゲステロンと言われています。プロゲステロンには体内により栄養を蓄えるために食欲を増進させたり、体内に水分を蓄えたりします。妊娠をしやすい体にするためにプロゲステロンの役割は非常に大切ですが、妊娠を望まない方にとっては、食欲も増進するため体重が増えたり、いつもよりも体に水分が溜まりやすくなり、むくみやだるさ、体各所の痛みの原因にもなります。

PMSの症状はストレスによって更に悪化しやすくなります。どういったものが女性にとってストレスになるのかは様々ですが、体がストレスに感じるものとして、まず、過労や人間関係などの社会的なストレスが挙げられます。過労は過度の緊張や睡眠不足の原因となります。またデスクワークなどが中心の職業の場合は運動不足になりやすく、これが知らないうちに体にストレスを与えています。軽いストレッチでも良いので日常生活の中に取り入れても良いでしょう。次に物の考え方やその人の持つ性格が挙げられます。PMSだけでなく、様々な精神疾患をもたらす原因となりやすい性格として、几帳面・真面目・自律心が強い人が挙げられます。この性格の持ち主は自分の精神を自分で追い込んでしまう傾向があるのでより注意が必要です。

女性だけではなく、人間の体は食べ物と密接に関わっています。栄養バランスが偏れば当然体のバランスも偏り、様々な体の不調として表れてきます。特に忙しく働く現代の女性は体の調子を整えるビタミン類を多く含む野菜が不足しがちです。これらを意識的に摂取することが大切です。また、体に負担となりやすいタバコやお酒などを好んで頻繁に摂取する人も注意すべきです。これらは子宮癌の原因となるとも言われており、生殖機能に悪影響を及ぼすものの一つです。コーヒーや紅茶などを好んで摂取する人も多いですが、これらに含まれるカフェインにはホルモンや自律神経の働きに影響を与えるため、PMSをさらに悪化させます。しかし適度な摂取であれば抗酸化作用などで老化を防ぎ、リラックスの効果も期待出来ますので、上手に取り入れれば強い味方になってくれるかもしれません。

PMSは月経に伴う体の不調ですが、PMSとよく似た症状で全く違う病気が隠れている可能性があります。例えば月経困難症。これは主に月経痛を指します。PMSとは違い、通勤・通学が困難になるほど酷い痛みに襲われ、月経ではなく子宮内膜症や子宮筋腫などが原因で起こることもあります。また、よく聞かれる更年期障害も、特に40代後半の女性に多いと言われています。PMSと症状は似ていますが、生理不順などのPMSとは異なるものもこの時期から顕著に見られるようになります。